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マーク・カヴェンディッシュ  2/60

実は、現在本は3冊目に突入していました。

そして、2冊目は「スティーブン・ジョブス 脅威のイノベーション」という本を買っていたのですが、数ページ読んだところで、どうやら何処かに忘れてきてしまったらしく紛失・・・。

結構面白そうだったので残念です。
そして、1800円近いお金を出して数ページとは・・・。   何たる不覚。


さて、2冊目は「マーク・カヴェンディッシュ」です。

まぁ、ここまで読んでこの名前が誰だか分かる人は、ここのブログに立ち寄る人にはいないはず(笑)

[本の説明(アマゾンより)」
1985年生まれ。イギリス王室属国マン島出身の自転車競技選手。
その圧倒的なスプリントから、「マン島超特急」や「キャノンボール」の異名を持ち、
09年ツールではステージ6勝、10年、11年のツールではステージ5勝を記録し、
11年にはシャンゼリゼゴールを3年連続で制し、ポイント賞のグリーンジャージも獲得。
2011年の世界選手権ロードレースも制した。現在最強のスプリンターと言える

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そう、私の長い長い趣味である自転車ロードレースのトッププロ選手です。

そんな彼が、2008年のツールドフランスを振り返りながら、自分の半生を綴った本になります。

彼はスプリンター・・・。

自転車選手といっても、いろいろな選手がいます。
山岳(登り坂)が得意なクライマー。
平坦路が得意なルーラー。
細かい起伏のあるコースで強いパンチャー。
タイムトライアルが得意なTTスペシャリスト。
あらゆるコースをそつなくこなすオールラウンダー等、様々なタイプがいます。

その中でもスプリンターとは、ゴール前の数百m、たった数秒の勝負で勝利をもぎ取る瞬発力に優れた選手です。

私も、完全にスプリンタータイプなので、今回はとても感情移入して読めました(笑)

特に山登りコースで内容等は、正に共感できる内容で思わず苦笑しながら読んでいます。


さて、この本は筆者の若いころの思い出話や、プロやハイアマチュア時代の苦悩等、
当時23歳の彼が等身大で描かれています。

また、90年代~現在のドーピング問題にも触れています。

自転車競技の一番の特徴である、アシストとエースの関係等が彼の視点を通し、人と人の献身的な協力がいかに大事であるかを実感できました。

23歳という若さと、プロとして大きく成長していく姿。

彼の成長には思わず感心してしまいます。

23歳の文章ですから、多くは期待できませんが(俺よりはよっぽど良いけど)、学び得ることはたくさんあったと感じています。

酔っ払ってるので、文章支離滅裂ですが。

10年後の彼を見てみたいと感じました。
そしてもう一度本を書いて欲しいと感じさせる1冊でした。
by sportsmode | 2012-03-10 02:05 | 読書