成田空港フェデックス80便着陸失敗事故

2009年3月23日の午前6時49分頃、広州発 成田行きのFedex(フェデラルエクスプレス・通称フェデックス)80便が、成田空港A滑走路にハードランディング、バウンドし体勢を崩し左側へ横転、炎上する事故がありました。

機体はマクドネル・ダグラス(現在はボーイングに買収)MD-11F型機、機体番号はN526FEです。
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事故機2009年1月撮影



朝7時、テレビを見ていて目を疑いました。
見たことのある滑走路、見たことのある機体、信じられない姿勢で横転し炎上する光景…。

画質は悪いのですが、NHKの映像は確実にその瞬間を写しとめていました。

すぐに
・MD-11であること
・成田でMD-11なら貨物機
であることは分かったのですが…。

どの放送局でも肝心の着陸直前を写せていないので、あくまで憶測ですが…。

着陸時の姿勢が降下しているというよりは、明らかに落下しているといった感じ…。
機体の浮力(特に前方)が、なくなっている感じ。

あれは、一回目ランディング時にパイロットの方々は既に意識を失っていたのではないかと思います。

着陸時は機種を上げめにランディングするので、操縦桿は引かれていたのではないかと思います。
意識は失っても、あの状態ではランディング直前に体が操縦桿を引いた状態で硬直しているでしょうから、
そのまま機体は機首上げをしようとしバウンド、
2回目にランディングの衝撃で操縦桿が左に倒れ、左翼が接地・脱落、右翼のみが浮力を得て傾く。

あとはリアエンジンの重み(MD-11は第3エンジンが後方にあるので重心が高い)で横転、逆さまになり炎上。
横転もリア側を軸に回転していた様に思います。

という図式ではないでしょうか?

※あくまで私の憶測です、間違っていても責任は持ちません。っていうか真に受けないで下さい。


いずれにせよ、現存の交通機関で一番事故率が低い航空機も、100%ではないという事を見せつけられたカタチになります。

多分、あの成田でしょうから、ゴーアラウンド(着陸やり直し)をしたら次はいつ降りられるか分からないというのも、パイロットの頭の中にはあったかもしれません。
しかし、パイロットの方々は当然必死に頑張った事でしょう。
亡くなったお二人のご冥福をお祈りしたいと思います。


ちなみにこの機体、実は一番好きな機体です。
国内での旅客型の発着は関空のFinairのみ。
殆どは貨物機の改造されて運用されています。

成田へは、これを見たくて行った事がある位です。

もう、実際に見る事のできないMD-11F(N526FE)の最後の画像です。
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by sportsmode | 2009-03-24 00:39 | 飛行機